木村忠太 画暦

  1917年   高松市に生まれる(本名:忠一:渡仏後改名)

  1930年   香川県立工芸学校入学(病気のため中退)

  1936年   上京

  1937年   独立展初入選

          召集を受け中国へ

  1940年   除隊して帝国美術学校入学

  1945年   再び応召、中国で終戦をむかえた。

  1948年   独立美術協会会員となる

  1953年   幸子夫人を伴って渡仏

  1955年   画廊との契約
          以来ニューヨーク、リヨンでも個展開催

  1968年   六八年パリ市内に転居

  1969年   作品がフランス政府に買い上げられる

  1970年   サロン・ドートンヌの会員となる

  1987年   パリにて逝去 享年70歳

  木村作品の本質は、印象主義の光の要素を改めて追求することからはじめて、自然と人間との内面的・精神的な交わりにおいて光をとらえ直し、自然の真実の姿・全体の姿を表現しようとしたところにあります。それゆえ、作家はモネの後継者と自任し、みずからを「魂の印象派」と呼びました。